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【音楽の宙祭り】音に想いを乗せて ~Eigo Stories vol.X~

2章. 本能

いつの頃だっただろうか。

ある日、人の社会で特別な存在になろうとする自分に気がついた。

要因として、"遺伝子に書き込まれた本能"を可能性の一つとして考えたりもした。

音楽が心から好きで、歌っているのか。

それとも、人の社会で特別な存在になる"手段"として、音楽を選び、歌っているのか。

・・・。

そんな時は、深呼吸。

落ち着いて、落ち着いて。

宇宙からの視点で冷静に考えると、自分は世界の中心ではない。

人の社会の中で、特別な存在でもない。

ただ、音楽が好きな二足歩行のホモ・サピエンスの個人。

音楽を心から楽しみ、歌いたい。

自分で自分を承認するために、自分の夢と目標に向かって歩き続けるのだ。

今は、前に進み続けたい。

「音楽の宙祭り」。

みんなと一緒に、最高の1日にしたい。

音楽を心から楽しみたい。

まだ生きている間に。

勇気を出して、伝えていきたい。

音に想いを乗せて。

おわり

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